頭の中の整理

仕事に行きたくない。仕事を辞めたい。辞めたいって言えない。死んだら辞められる。死のう。私の思考回路はいつだってこうだった。他人のことならわかる。そんなに辛いなら辞めたらいい。こんなにも簡単な事が自分のことになるとわからなくなる。あの頃はあの頃なりに頑張っていたつもりだ。だけどそれって他人が決めることでしょ。だけど人に頑張ってると言われても納得できなかった。

きみの声が顔が記憶から消えていく。私は頭が悪い。忘れたくない全てを覚えていることができない。お母さんは思ったより強くない。つらい時は突発性難聴になるね。

あの日の先生の表情も、涙が止まらなくて出れなかった終礼も、修学旅行でのお父さんが気持ち悪いという友達の思春期も、一週間ぶりの学校のみんなのおはようも、きみとはいつもメモ帳で会話し、最後にビリビリに破ることも、春休みから参加した部活も、大嫌いな階段走も、火曜日は筋トレの日だったことも、先生に心が弱いと言われたことも、先生に送りつけた写真も、君は***なんかじゃないもっと違う病気だといわれたことも。

誰でも病院なんていけばなにかしら病名はつくし、薬は処方されるし、薬は増えていくし、病気は悪化する。やめたくても離脱症状に苦しみ、おかしくなりそうになる。半年は耐えなきゃいけない。1年かもしれない。薬は嫌いだ。依存する。ざわざわすると飲みたくなる。不安に押しつぶされそうになると飲みたくなる。解決ではない。一時的な凌ぎ。先生はよく握手をしようとしてくるし、私は握手をしたくなかった。あの先生はいつも白衣を着ていたし、あの先生はお洒落な高そうなインテリアが好きだったし、あそこから見える夜景も景色も好きだった。あの先生は私の病名を聞いたらここでは無理だと断った。病名なんて本当かわからないのに。

君がやさしいから、君はいいこだから、私にはもったいない。傷つけたくない。傷ついてほしくない。巻き込みたくない。